■外国為替とは?
外国為替とは、ある通貨で他の通貨を「買ったり」「売ったり」すること
「外国為替取引とは異なる2国間の通貨を一定の為替レートで交換すること」なんて聞くと、「なんだか難しそう……」と思われる方は多いでしょう。でも外国為替って本当は非常に単純なことなんです。ある通貨で他の通貨を「買ったり」「売ったり」することなんです。
「右側の通貨で左側の通貨を買ったり売ったりする」取引になります。スーパーで野菜や果物を買う時のように、左側の通貨を「物」に見立てて、「ドルが高い」とか「ユーロが安い」と考えてください。あらゆる商売の基本が、物を「安く仕入れて」「高く売る」ことで、差額を利益にすることです。FXでは、この差額を「為替差益」と言います。
円が1ドル105円から120円になるということは、ドルの購入のために多くのお金(円)が必要になりますから、ドルの価値が上がり(ドル高)、円の価値が下がったことになります(円安)。これが、「ドル高(円安)」です。